「本当に怖い歯周病 その予防と治療」という本に紹介されました。
2011.08.09
「本当に怖い歯周病 その予防と治療」という本に、
『最先端歯周病治療が受けられる全国おすすめ歯科医院』と題して、
当院が紹介されました。
(以下、記事全文の抜粋)
殺菌水とレーザーを使用して、
切らない・抜かない・痛くない歯周病治療。
あなたのいまある歯を一本でも多く残すために。
地域社会に貢献したいから
高齢者の訪問歯科も充実
無料検診も行っています
相模原駅近くに立地するひまわり歯科は、訪問歯科にも積極的に取り組む全国でも珍しい歯医者さんです。通院が困難な高齢の方のご自宅や、介護施設を訪問して歯科治療を行っています。しかも訪問診療専用の機材により、院内で受ける治療とほぼ同程度の治療が可能だという。さらに無料での歯科検診も行い、お口の中の不安や悩みをお聞きしながら、その場で治療方法や期間・料金等の説明をしてくれる。地域に根差した診療をモットーとして取り組んでいます。
エピオスシステムによる殺菌水で
院内滅菌から歯周病原因菌の殺菌まで
目に見える効果が表れます
治療の際の痛みや使用する薬などに対する繊細な配慮が必要とされる高齢者を中心とした医療は、当然院内治療にもフィードバックされ、患者さんに対する細やかな心遣いとなっています。その一つが院内感染防止のために導入されたエピオスシステム。殺菌水を治療ユニットから手洗い場まで流すことにより、水の通り道を含めて院内全体の滅菌が行われています。さらにこの次亜塩素酸を主成分とする殺菌水は歯周病治療にも大いに効果を発揮し、「これまでは歯周ポケットの深部に存在する歯周病菌を排除するのは非常に困難でしたが、この殺菌水にはほとんどの細菌やウィルス(歯周病菌・むし歯菌・肝炎ウィルス・ノロウィルス等)を数十秒以内に殺菌、不活性化することができます。
当院では歯周病原菌の検査に位相差顕微鏡とバナペリオという検査キットを使用していますが、これで細菌の量を測定すると、その効果はそれこそ一目瞭然です。それでいて次亜塩素酸は人間の体内でも免疫作用に際し白血球で作られる物質ですから、とにかく生体に対し安全なものといえます。ですから当院では治療にも、ホームケアにも積極的に活用しています」。
2種類のレーザーを使い分け
切らない・痛くない治療で
歯周病原菌を徹底的に除去
「わたしは高齢者歯科と義歯を専門としていましたが、全身管理を考える上で歯周病の克服が大きな課題となってきました。歯周病で歯を失い入れ歯にすると、どうしても噛めるものが限られてしまいます。でうから極力外科的処置(歯肉切開や抜歯など)をしないで済むよう、歯周初期治療といわれる歯石・プラークの徹底的除去から、治療の難しい歯周ポケットの奥にはレーザー照射による歯周病の殺菌を行っています。外科的処置と違ってレーザー照射にはほとんど痛みもありませんし、治癒も早まります。当院では2種類尾レーザーを治療内容により使い分けています」。
「効果的な治療法として『歯周病1Dayトリートメント』があります。『1日で歯周病が治療できるの?』と思われるでしょうが、数時間かけて歯石の除去と殺菌水を使用して歯周病を死滅させます。なぜ1日にこだわるかというと、残った歯周病菌が新たな感染を引き起こしてしまうからです。1日で歯石と歯周病菌を限りなくとってしまえば、感染の原因そのものがなくなります。ただそうはいっても日々のホームケアと定期的な検診が重要なことは当然です」。
「ある患者さんは歯周病菌の減少とともに、持病であった不整脈がよくなったという事例がありました。改めて歯周病が全身疾患に及ぼす影響を認識したと同時に、もっと地域社会に予防の重要性を訴えていきたいと思います」と、舘院長からはこれまでの治療に対する自信とこれからの抱負を語っていただけました。