訪問歯科とは
まだまだなじみの薄い訪問歯科ですが、歯医者さんがおうちや施設に来てくれることのメリットは計り知れません。
歯の治療やお手入れだけでなく、安全安心に食事が出来るところまでサポートをいたします。
微力ながらも介護する方のお力になれれば幸いです。
現在、ひまわり歯科では 一緒に患者様の為に
働けるスタッフを募集しています。
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舘院長プチインタビュー
ひまわり歯科では、「ポイックウォーター」というものを医院で勧めているそうですが。
はい。慣れない方には「つけ磨き」をお勧めしています。
ポイックウォーターは、当院の訪問の衛生士さんはそれがないと仕事が出来ないレベルです。
訪問歯科でポイックウォーターを使うのですか?
ポイックウォーターは、たんぱく質を分解するんです。
訪問歯科を受ける方は、普通のケアじゃ汚れが剥がれないような状態(痰が固まったり、口の中の汚れがガビガビになっている)になるんです。
「ポイックウォーター」はタンパクを分解してくれて、患者さんに痛みなくキレイにとってあげられる。
お口開けっぱなしで自分で歯磨きが出来ない患者さんは、口で呼吸しています。
そういった患者さんのケアに、普通に汚れを剥がそうと思ったら血が出ちゃうんですよ。
お口に汚れが、ガビガビになってこびりついている?
そうです。
先っぽにスポンジが付いている道具(下記画像)で、ポイックウォーター浸して、クルクルやると、キレイに取れるんです。
そうです。
タンパクを分解出来る機能は、ポイックウォーターしかないんです。
洗口液は薬品がはいってますが、ポイックウォーターは塩と精製水が原料なので、間違えて飲んでしまっても大丈夫です。
歯周病菌は、タンパクですか?
菌=タンパクです。
有機質といわれているもの、生きているもの全て「タンパク質」です。
「歯周病菌」も「虫歯菌」も「歯垢(しこう:プラーク)」もそうですか?
タンパク質そのものというより、菌そのものを殺す「殺菌力」がそれぞれの薬品の中にあります。
薬品が菌そのものにぶつかれば死ぬんですけど、口の中にあるヌメヌメしている「バイオフィルム(台所のヌメヌメと仕組みは一緒です)」が「たんぱく質」の膜で覆われているので、それを分解できないからその中まで行けないんです。
手前に「バイオフィルム」という壁があるから、薬が「バイオフィルム」の中の菌まで効かないんですね?
結局「洗口液が効いている人」は、ある程度しっかり歯磨きが出来ている方だと思います。
ポイックウォーターは水と塩から安心安全で効果もあるんだったら敢えて薬品を口に入れる必要はない。ポイックウォーターを押し付ける必要はないので、情報の発信だけしておこうかなと。
選択するのは自由ですが、発信しないと次につながらないので。
ちょっとでも気になることがあったら、遠慮なく質問してくださいね。