予防歯科とは?内容と頻度・費用の目安、選び方を解説【相模原】
2026.10.23
本記事は医療法人社団 立靖会 ひまわり歯科 相模原 院長・歯科医師 舘信昭が監修しています。
職場の健康診断で歯石の付着を指摘された、あるいは知人から歯周病の話を聞いて「予防歯科」という言葉が気になった——そんな方も多いのではないでしょうか。
予防歯科とは、虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、なる前に防ぐための歯科医療です。
この記事では、予防歯科で具体的に何をするのか、どのくらいの頻度で通えばいいのか、費用の目安、そして自分に合った歯科医院の選び方まで、必要な情報をひととおり整理しました。
予防歯科とは?一般歯科(治療)との違い
予防歯科は「トラブルが起きる前に備える」ケアです。
予防歯科とは、虫歯や歯周病といった口の中のトラブルが起きる前に、歯科医院で定期的にチェックとケアを受けることを指します。「痛みや不具合が出てから歯医者に行く」という受診スタイルが一般的ですが、厚生労働省 e-ヘルスネットによると、むし歯も歯周病も自覚症状が出にくいまま進行することがあるとされています。症状に気づいてからでは、治療の負担が大きくなっているケースも少なくありません。
こうした背景から、治療が必要になる前の段階でケアを行う予防歯科の考え方が広まっています。日本歯科医師会が推進する「8020運動(80歳で20本以上の歯を保つ)」も、この考え方を土台にした取り組みです。
予防歯科で受けられる内容(プロが行うケア+セルフケア)
予防歯科の内容は、大きく分けて「歯科医院で受ける専門的なケア」と「自宅で行うセルフケア」の2つがあります。この両方を組み合わせることが、予防の基本とされています。
歯科医院で受ける主なケア
PMTC(歯のクリーニング):毎日の歯みがきだけでは落としきれない汚れを、専用器具を使って専門的に除去するケアです。歯石や歯垢がたまりやすい部分を機械的に清掃することで、虫歯・歯周病の予防に役立つとされています。処置後は口の中がすっきりとした感覚を得られるのも特徴です。
歯周病検査:歯ぐきの状態や歯周ポケットの深さなどを確認し、歯周病の進行度合いをチェックします。
フッ素塗布:歯の質を強くし虫歯になりにくくすることを目的とした処置で、お子さんの予防歯科でよく用いられるほか、大人にも行われます。生えたばかりの奥歯の溝を埋めるシーラントも、子どもの虫歯予防でよく使われる処置です。
自宅でのセルフケア
セルフケア指導:歯間ブラシやデンタルフロスの使い方など、自宅でのセルフケアについての指導も予防歯科の重要な一部です。専門的なケアの効果を日常のセルフケアで維持していくことが、予防を長く続けるポイントになります。
予防歯科はどのくらいの頻度で通えばいい?
「どのくらいの頻度で通えばいいのか」は、多くの方が気になるポイントです。
目安として、数か月ごとの定期検診をすすめられるケースが一般的です。ただし、歯みがきの癖や唾液の量、生活習慣によって虫歯・歯周病のなりやすさは一人ひとり異なるため、通院のペースは口の中の状態に合わせて調整していくのが基本です。
たとえば、歯周病のリスクが高い方はやや短い間隔での受診をすすめられることがありますし、お口の中の状態が安定している方は間隔を空けられる場合もあります。まずは歯科医院で検査を受け、自分に合った通院ペースを相談するところから始めてみてください。
予防歯科はこんな人におすすめ
予防歯科は、すでに虫歯や歯周病がある人だけのものではありません。たとえば、次のような方にも幅広く活用いただけるケアです。
- 今のところ虫歯や歯周病の自覚症状はないが、予防を目的として受けたい人
- 歯周病の治療が一段落し、再発防止のためにメインテナンスを続けたい人
- 歯列矯正中で、装置の周りに汚れがたまりやすい人
- 被せ物やブリッジが入っており、その周辺のケアを丁寧に行いたい人
院長・舘信昭からのワンポイント
症状がまったくなくても、定期的にクリーニングを受けることをおすすめします。
特に、歯周病は進行するまで自覚しにくい病気だからこそ、症状が出る前の受診が結果的に治療の負担を軽くします。特に矯正中の方や被せ物のある方は、汚れがたまりやすい場所を自分では気づきにくいため、定期的にチェックを受けておくと安心です。
予防歯科にかかる費用の目安(保険診療と自由診療)
予防歯科の費用は、受ける処置の内容によって、健康保険が適用される診療と、保険が適用されない自由診療に分かれます。
歯周病検査や一定条件下でのクリーニングなど、保険診療の範囲で行われる処置もあれば、より専門的なPMTCなどが自由診療として案内される処置もあります。具体的な金額は処置内容や歯科医院によって異なるため、受診を検討している歯科医院の窓口や公式サイトで、事前に料金の案内を確認しておくと安心です。
相模原で予防歯科に通うなら(通いやすさの視点)
費用とあわせて確認しておきたいのが、歯科医院への通いやすさです。
予防歯科は一度きりの受診で終わるものではなく、定期的に通い続けることで効果を発揮するケアです。歯科医院を選ぶときは「通いやすさ」を重視すると、無理なく継続しやすくなります。具体的には、自宅や職場からのアクセス、土日や夕方など自分の生活リズムに合う診療時間か、車で通うなら駐車場があるか、といった点を確認しておくと、通院が負担になりにくくなります。
相模原駅エリアで予防歯科に対応した歯科医院を探している場合、たとえばひまわり歯科(医療法人社団立靖会 ひまわり歯科)は、JR横浜線「相模原駅」から徒歩約7分の相模原市中央区にあり、土日も診療しています。予防歯科のメニューとしてPMTCに対応しているほか、院内の水に殺菌・消毒に配慮したPOICウォーターを採用するなど、衛生面にも取り組んでいます。診療内容の詳細や費用については、公式サイトまたは受診時にご確認ください。
医療法人社団 立靖会 ひまわり歯科 相模原
- 所在地:〒252-0231 神奈川県相模原市中央区相模原3-1-13 グランシエロ相模原1F
- 電話:042-750-8214
- 診療時間:平日 9:00〜13:00 / 14:30〜18:00、土日 9:00〜14:30 ※最新の診療時間・受付時間は公式サイト・お電話でご確認ください
- 休診日:祝日
- アクセス:JR横浜線「相模原駅」南口より徒歩約7分/駐車場あり(台数・利用方法は要確認) Googleビジネスプロフィールでも診療時間やアクセス情報をご確認いただけます
院長紹介
院長 舘 信昭
北海道医療大学卒業
東京医科歯科大学 高齢者歯科専攻生入局
義歯を専門とし、歯科麻酔科で全身管理を勉強。
ひまわり歯科 相模原 院長就任
よくある質問(FAQ)
Q. 予防歯科は保険適用されますか?
A. 受ける処置の内容によって異なります。歯周病検査や一定条件下でのクリーニングなど保険診療で行われる処置もあれば、自由診療として案内される処置もあります。具体的な適用範囲や費用は、歯科医院に確認することをおすすめします。
Q. 予防歯科と歯石取りは違いますか?
A. 歯石除去(スケーリング)も予防歯科に含まれるケアの一つです。予防歯科はそれに加えて、歯周病検査やフッ素塗布、セルフケア指導などを組み合わせた、より幅広い取り組み全体を指します。
Q. 子どもも予防歯科を受けられますか?
A. 受けられます。お子さまの予防歯科では、フッ素塗布や、奥歯の溝を埋めるシーラントなど、年齢や歯の生え方に応じた処置が行われることが一般的です。お子さまの歯の状態が気になる方は、歯科医院に相談してみてください。
Q. 痛みがなくても受診していいですか?
A. むしろ症状がないうちの受診が予防歯科の基本です。虫歯や歯周病は自覚症状が出にくいまま進行することがあるため、定期的なチェックを受けることが、将来的な治療の負担を減らすことにつながります。
まとめ
予防歯科は、虫歯や歯周病になってから治療するのではなく、なる前に防ぐための歯科医療です。歯科医院での専門的なケアと自宅でのセルフケアを組み合わせ、自分に合ったペースで定期検診を続けていくことが、歯を長く健康に保つことにつながります。
費用は処置内容によって保険診療と自由診療に分かれるため、事前に歯科医院で確認しておくと安心です。相模原エリアで予防歯科に対応した歯科医院を探す際は、アクセスや診療時間など、通いやすさも選ぶ際の視点に加えてみてください。
「最近、歯医者に行っていないな」と思ったタイミングが、予防歯科を始めるちょうどいいきっかけです。まずは検査・クリーニングから、気軽に相談してみてください。
参考文献
※本記事は予防歯科に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断・治療方針を示すものではありません。症状や治療内容には個人差があり、実際の診断・治療・費用は歯科医院での診察・相談に基づいて行われます。気になる症状がある場合は、歯科医院にご相談ください。