当院の得意はなんといっても「入れ歯」です。
入れ歯に関して4つのこだわりをご紹介いたします
ひまわり歯科相模原の「入れ歯のこだわり4つ」
1,保険義歯と自費義歯の違い
保険の義歯がダメとか自費の義歯が良いとかという話ではなく、保険診療の現実とオーダーメイドの自費義歯についてお話しします。
保険義歯は国民が保険の中で決められた最低限の器材と材料と簡易的な方法で
決められた設計図の中で作る義歯になります。
つまり材料と工程が設計図が決められていることになります。
ですので、当然合わない患者さんも出てきます。
言い方を変えると作った結果、あえばOK。
合わなけばそれ以上は難しいということになります。
ですので、こういう入れ歯を作りたいというゴールを目指してつくることは 難しいケースが多いです。
当然、関わる歯科医師と技工士によって出来るものも全くことなります。
歯が数本抜けてしまった少数歯欠損の場合は保険でも対応が可能なケースも多いですが、多くの歯を失ったケースは難しいことが多く、将来的に他の歯がダメになる、すぐに合わなくなるなど、多くの問題を抱えているのが現実です。
完全オーダーメイドの自費義歯について
完全オーダーメイドとは、保険の義歯が、材料や器材、工程や設計に制限があることに対して、そういった制限が全くない、全て患者さん一人一人にあった治療計画を立てて作る義歯になります。
特に保険診療では抜けてしまった部分だけをみて入れ歯をつくるケースがほとんどに対し、当院の完全オーダーメイド義歯は、審査、診断によって、本来持っている正しい噛み合わせを調べるところから始まります。
その診断によって、残っている歯の治療も行い、今までの長い治療などの経過でずれてきてしまった基準を正しく戻すことが、入れ歯を作る上で大切なポイントになります。
例えると家を建てるのに斜面になっていれば平地にして地盤を整えてから家を建てるのと同じ感覚です。
この基準が整うと入れ歯がピッタリと合い、その後の調整もとてもしやすくなります。
修理や場合によって作り直しが必要な場合でも一度基準を揃えていることによって 義歯を作ることが容易になります。
何度作っても上手くいかない方はこの基準を治していない方がほとんどです。
正しい基準を知るためには保険治療ではできないのです。
ですので、当然、治療にかかる時間や治療時間以外で技工士や歯科医師がその治療計画の設計から完成までに
取り組む時間は保険治療の何倍、何十倍にもなります。
当然、出来るものは想像に難くないと思います。
以上が保険義歯と完全オーダーメイドの義歯の大きな違いになります。
2.入れ歯無料相談会、開催しております
「実際に会って相談したい」「技工士さんに会ってみたい」
そのように思っていただけたら、ぜひ「入れ歯無料相談会」(2カ月に1回程度)にいらしてください。
相談会日程は、ブログ・インスタグラムからご確認ください。
電話やネットで受け付けています。
電話:042-730-6686
ネット:こちらをクリック
3.院長と入れ歯コーディネーターのインタビュー
こだわりや情熱を自分の言葉で語ってます。
A.院長の入れ歯の熱い思いインタビュー
B.入れ歯コーディネーターさんのインタビューにプラス、入れ歯制作現場突撃レポートも!
4.義歯専門外来があります
「入れ歯が痛くて使っていない」「入れ歯だと悟られたくない」
「一体、何回入れ歯を作りなおしたら満足のいくものになるんだろう」
当院には入れ歯の悩みが深い方、歯医者に疑心暗鬼になっている方が最後の砦として来院されます。
そんな方のために当院では「義歯専門外来」を設置しております。
ひまわり歯科 相模原医院では近年でも下記のように
多くの患者様に安心していただけるような入れ歯を作成しました。
「2020年1月~2020年12月の症例数:42件」
「2021年1月~2021年12月の症例数:51件」
「2022年1月~2023年12月の症例数:80件」
5.他院の入れ歯の調整・修理、承ります
「他の歯医者さんで作った入れ歯はさすがに相談に乗ってもらえないわよね」
いいえ大丈夫です。
ひまわり歯科相模原は入れ歯のお困りの方の修理・調整を他院で作ったものも含めて承ります。
電話やネットで受け付けています。
電話:042-730-6686
ネット:こちらをクリック
BPSデンチャーについて
当院では「BPSデンチャー」を取り扱っています。
従来の入れ歯と具体的にはどのような点が違うのでしょうか?
※当院の入れ歯は、BPSの方法論をさらに進化させ、近藤義歯研究所さんオリジナルの技法をプラスした「ハイブリッドBPSデンチャー」です。
1.入れ歯専門の歯科技工士が型取りから複数回立ち会い
お口の状態をチェックし、顎(アゴ)や筋肉の動き、噛み合わせや発音、笑顔のバランスなどを確認しながら製作していきます。
食べ物を噛んだ時の位置と力を完全に再現して製作できます。
2.ヨーロッパ発の入れ歯製作技術
BPSデンチャーは、今までの義歯とは製作過程が全く異なるフルオーダーメイド製作の入れ歯です。
今や世界のスタンダードと言っても過言ではありません。
3.入れ歯を作っている技工所は「国際認定歯科技工所」です
BPSデンチャーを取り扱う歯科技工所「近藤義歯研究所(https://kondogiken.com/)」さんは、同じ相模原市内にラボ(研究所)を構える義歯専門の技工所です。
近藤義歯研究所は、イボクラールビバデント本社(リヒテンシュタイン公国シャーン市)より、国際認定歯科技工所としてBPSシステムを使用した義歯製作を正式に認定されています。
入れ歯への思い入れは熱く、入れ歯の世界大会でも入賞しています。
近藤義歯研究所の入れ歯コーディネーター清水さんのインタビューもご覧ください。
【院長コメント】
当院は同じ相模原市内に所在していること、BPSの方法論を近藤義歯研究所さん独自に大胆にアレンジしていることから、何かの縁を感じましてお付き合いさせていただいております。
国際認定歯科技工所との連携で、良い入れ歯が作れます。
入れ歯に満足できない方、難症例の患者さまは、まずはお気軽にご相談いただければと思います。
当院の入れ歯(ハイブリッドBPSデンチャー)は、こんな方にお勧めです
- 今までの入れ歯に不満がある
- より食事を楽しみたい
- より短期間で品質の高い入れ歯が欲しい
- 入れ歯が合わない(落ちる・動く・ずれる)
- 痛みやツッパリ感がある
- 噛むと顎が痛い
- 顎が疲れる感じがある
- 大きく口を開くと入れ歯が動く
近藤義歯研究所さんの取材を受けました
YouTubeをぜひご覧ください。
近藤義歯研究所さんの作る保険の入れ歯
下記のYouTubeで入れ歯を作るプロセスを見ることが出来ます。
入れ歯の作成5段階
入れ歯ができるまでの作成工程は5段階あります。
入れ歯ができるまでの基本の作成工程は5段階あります。
簡単な型を採る
残存歯や歯の状態、また歯肉の状態などを診ます。簡単な型を採り患者さん専用のトレーを作成します。
精密な型を採る
通常は上下に分けて精密な型を採ります。
型を採るときは鼻から息をゆっくり吸っていると比較的楽に型を採ることができます。
咬み合わせを採る
咬み合わせる部分の高さや位置を決めて、しっかりと咬める入れ歯を作成します 。
試適(してき)
歯のサイズや並び方等の最終チェックをします。
完成(装着)
新しい入れ歯は、入れたその日からうまく噛めるとは限りません。 ある意味でこれからがスタートです。
調整
歯肉の痛いところや咬み合わせを調整します。
平均で慣れるまで 4 回 ~ 6 回 程度かかります。
入れ歯はやさしく扱いましょう
- 落とさない(破損の原因になります)
- 曲げない
- 削らない
- 熱湯に入れない(変形の原因になります)
- 乾燥させない(変形の原因になります)
- 常に清潔にしましょう
お手入れのまとめ、注意事項
入れ歯も自分の歯と同じように汚れがつきます。
食後は必ず入れ歯を外して掃除してください。
総入れ歯の場合、寝るときは歯ぐきの安静と口内炎の予防のためにも、必ず入れ歯を外してください。
外した入れ歯は水の中に入れて保管してください。
痛いからといって、入れ歯を自分で削ったり金属の部分を勝手に調整しないでください。
忘れずに定期検診を受けましょう
月日がたてばお口の中も変化します。
入れ歯の調整をして長持ちさせるために、半年に一回は定期検診を受けましょう。
食事について
初めは食べづらいかもしれません。
柔らかいものや小さく切ったものを食べ徐々に硬いものへと慣らしていきましょう。
時間をかけて、ゆっくり噛んで筋肉を鍛えていきましょう。
入れ歯の種類
部分入れ歯(partial dentures)
部分入れ歯は何本かの歯が連なって失われてしまった場合に作成します。部分的な入れ歯です。床(しょう)という土台の上に、バネと人工歯で支えとなる歯に取り付ける仕組みです。形はお口と歯の状態で決まります。
総入れ歯(full dentures)
歯が1本もなくなってしまった場合に総入れ歯を使用します。
床の上に人工歯を並べた仕組みのものです。支える歯が無いため調整に比較的、時間がかかります。
レジンソフトタイプ(軟らかいゴムの入れ歯)
裏打ちが柔らかくソフトな感覚で痛くない入れ歯です。定期的なメンテナンスが必要ですが、良く噛めるタイプです。入れ歯の粘膜に接触する部分の材料を、『生体用シリコーン』というやわらかい素材で粘膜や歯槽骨(アゴの骨)を保護するものです。コンフォートは、心臓外科や整形・形成外科など他の分野で幅広く活用されています。
噛みしめられる痛くないシリコン製入れ歯「コンフォート」。
◎インプラントと義歯はどちらがいいのか? ◎
それぞれのメリット、デメリットを考慮して選ぶ必要があります。
【インプラントのメリット】
・人工の歯根(チタン)を骨に埋める事で自分の歯のようになる。
・違和感が少ない。
・入れ歯の固定源としての使用も可能である。
【インプラントのデメリット】
・インプラントを入れるだけの骨の量がないとできない。(骨をつくるなど別途,特殊な治療が必要になる)
・メーカーにより使用する器具が異なるので、何か問題がある場合は施術したクリニックに行かないと行けない場合がある。
・在宅診療になった場合、何かあった場合のメンテナンスや治療が難しい。
・基本的に自分の歯と同じなので、メンテナンスが必要で、口腔ケアが不十分だとインプラントの歯周病
(インプラント周囲炎)になることがある。
・義歯と比べると高額になる。(歯の本数分の費用がかかるため)
・多くの歯がない場合、噛み合わせにも問題があるケースが多く、治療方針が複雑なため、
歯科医師の専門的知識と技術に差が大きくでる可能性がある。
【義歯のメリット】
※インプラントに対してのここでの義歯は、当院における自費(オーダーメイド)の義歯ということを前提とします。
・残っている歯と義歯の両方を同時治療することができ、見た目や噛み合わせを大幅に回復することができる。
・インプラントよりも経済的である。
・見た目や噛み合わせなど、完成前にあらかじめ確認する事ができる。
・部分入れ歯の場合、歯が抜けても修理で対応出来るケースが多い
・高齢により医院に通えなくなっても、在宅診療で調整や修理は対応できるケースが多い
(細部まで完全に仕上げているため、不具合がある場合に原因の判明が容易なため)
【義歯のデメリット】
・インプラントと比べると慣れるまでに少し時間がかかる場合がある。
・年数が経って義歯の人工の歯の部分が大きくすり減ったり、体が痩せたりして歯茎が痩せ、
義歯がゆるくなると修理や作り直しが必要になることがある。(今のところ、ここ10年以上作り直しになるケースはないです。)
・かなり多くのものを食べられるようになるが、顎の形態や歯肉の状態によっては噛みにくいものが出てくることもある。
インプラントオーバーデンチャー(IOD)
インプラントオーバーデンチャー(義歯)は第三の入れ歯治療法
従来の入れ歯の問題点はどんなところだったのでしょうか?
『つけていても安定しない、グラグラする』
『しっかり噛めない』
『入れ歯の土台となっている歯ぐきや骨がどんどん痩せていく、、、』
こういった問題点が入れ歯に土台(インプラント)を支えとして1、2本足すだけで劇的に噛めるようになります。
インプラントを何本も埋入するいわゆるインプラント治療は顎の骨が浅い、薄い、などいわゆる日本人にとって多少の無理があります。
そこで「入れ歯のいいところ」「インプラントの無理の無い範囲」。
この2つを掛け合わせたのがインプラントオーバーデンチャー(義歯)、第三の入れ歯治療法なのです。
インプラントより安い!?
例えば3本の歯を失ってしまっている場合、通常のインプラント治療の場合は各歯に1本づつインプラント体を埋入する必要がありましたが、インプラントと部分入れ歯を併用するこの方法では1番奥の歯に1本のみインプラントを埋入するで、費用が従来の方法より少なくてすみます。
また経済的負担だけでなく、手術にかかる精神的、肉体的負担も軽減することができるのです。