歯を失った時、治療の選択肢の1つとして「インプラント」があります。
「そもそもインプラントって、どういう手術なのかしら?レントゲンで診断をして『ここかな?』って場所にネジを埋め込んでいくの??」
いいえ、そうではありません。
相模原のひまわり歯科では「インプラント」をするための「シムプラント」というシミュレーションのソフト&ガイド(インプラントを入れる位置・角度・深さをガイドするもの)を使っています。
インプラントの成功のカギは「診断」と「計画」です。これらがしっかり行われていれば当日の手術は正確に、患者さんの負担が少なく(低侵襲:ていしんしゅう)、且つ短時間で出来ます。
そのために歯科用のCTで3D(タテ・ヨコ・高さの立体、レントゲンは平面です)の画像を撮ります。全方向からアゴの骨を立体的に診ることができ、神経や血管の位置も確認できます。(当院内に、歯科用のCTがあります)
それを可能にするのが「シムプラント」です。シミュレーションするだけでなく、手術用のドリルガイド(サージカルガイド)も制作・使用ができるので、さらに安全性が高まります。
相模原のひまわり歯科院長が答えます!「シムプラント」でするインプラントのメリット3つ
1.低侵襲(ていしんしゅう)
手術というと「メスで切開して・・・」というイメージをお持ちかと思いますが、シムプラントを使ったインプラントは、ピアスで穴を開けるものの太い版というイメージしていただければと思います。
(歯ぐきを切るケースもありますが、その際も最小限で済みます)
必要最低限の場所にだけ、穴を開けます。
必要最低限で手術が出来るのは「シムプラント」を使って綿密に診断・計画するからです。
外から見えない歯ぐきの中をCTで診るから出来るのです。
ですので、当院でインプラントを入れられた患者さんにお話を伺うと、こんな返事が返ってきます。
「痛くなかった」「時間が短い」「あら、こんなにすぐ終わるの?」
こんな感想をいただくと、コチラもうれしくなります。
※侵襲とは、手術など体に負担になる処置をする事です。
2.患者さんの負担が少ない
CTで撮った3Dのデータをもとに「サージカルガイド(写真参照)」というガイドを使ってインプラントを打ちます。
ガイドがあることで、位置が正確である事はもちろん、深さも角度も計画通り打てるようになっています。
なので、余分に歯ぐきを切開しないで済むケースが多く、出血がほとんどない例もあります。
手術時間には1時間取りますが、30分で終わるケースもあります。
※サージカルとは、「外科の、手術の」という意味です。
3.予後(よご)がいい
予後とは「治療の後の経過」の事です。
侵襲が少ないのですから治癒する傷も少ない、つまり予後がいいのです。
どんな風に進めるの?
1.型取り
お口の中の型を取り、失った歯の形を再現します。
2.CT撮影
当院内に歯科用CTがありますので、他院に撮影に赴く必要はありません。
3.画像の解析・シミュレーション
撮影したCTを基に、神経や歯の根っこの位置を確認しながら、位置はもちろん深さ・角度など精密な治療計画を立てます。
4.ガイド作成
シミュレーションしたとおりに手術を進めるために、サージカルガイド(手術用のドリルのガイド)を作成します。
5.手術
準備を万端に整え、手術を行います。
ガイドがあるので、角度が狂ったり深さがずれることもありません。
6.歯をかぶせる
歯ぐきが治ったところで型取りして、歯をかぶせます。
7.完成~メインテナンス
インプラントは、入れたところがスタートです。
せっかく入れたインプラントなのですから、しっかりメインテナンスをして長持ちさせ、おいしくご飯が食べられるようにしましょう。
先生からの一言
綿密にシミュレーション出来るのが「シムプラント」のいいところです。
前段階で時間をかけて計画することにより、手術当日は計画通り正確に安全に低侵襲(ていしんしゅう:体に負担の少ないこと)な手術が行え、リスクが低くなります。
「こんなことを聞いたらおかしいかしら」と思わず、わからないこと、不安なこと、全てお聞かせください。
その方に合った最適な治療方法がインプラントであればおススメしますし、それ以外でしたら別の治療法をおススメしますので、安心してご相談ください。